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ごあいさつ

西山美術館は、オーギュスト・ロダン、モーリス・ユトリロの専門美術館として2006年開館いたしました。以来、日本国内はもちろんのこと、海外でもフランスを中心としてその名が知られるようになりました。近年、当館では、国内のアーティストの企画展を開催しあらたなアートの活性化を計ってまいりました。そして、アーティストの活躍の足跡とすべく、このたび「西山美術館現代芸術家大全」を発刊いたします。本画集はラヴィ・ペイサージュ、エスプリの3部で構成されています。これら構成が、多様なジャンルに跨る優品の数々による旋律を奏で、総合的に作品の世界を堪能していただく機会となれば幸いです。

ロダンやユトリロの人生は、作品と同じようにその人生も興味深いものです。現在活躍している日本人アーティストも、その作品と人生が、数百年時が過ぎても、人々に見えるものでなければなりません。本画集が、そのような一冊になることを念願しています。

Foreword

NISHIYAMA ART MUSEUM opened in 2006 as a museum specializing in works by François Auguste-René Rodin and Maurice Utrillo. Since then, our reputation has become known not only in Japan, but also overseas, mainly in France. In recent years, our art museum has held special exhibitions of carefully selected artists in Japan to revitalize new art. We are pleased to announce the publication of "NISHIYAMA ART MUSEUM CONTEMPORARY ARTIST COMPLETE WORKS to mark the footsteps of the artist's activities.

This art collection consists of three parts: La Vie, Le Paysage, and L'Esprit. We hope that

these compositions will provide an opportunity for you to draw numerous graceful melodies that spread a wide variety of genres and comprehensively enjoy the world of the work. The lives of Rodin and Utrillo are just as interesting as their works. Japanese artists who are active today must still be able to be seen as their works and lives, even after hundreds of years have passed. We hope that this art book will become such a book.

オーギュスト・ロダン、モーリス・ユトリロの専門美術館である西山美術館が注目する

アートが真実を描く

本画集は、類い稀な感性を持ったアーティストが、独自の視点と技法、想像力によって提示した結晶の数々が展開されます。人にスポットをあてるラ・ヴィ、主に風景をテーマにしたル・ペイサージュ、孤高の精神世界を描くエスプリいずれの作品も、時代を動かし、あらたな世界を開きうる力作の数々です。

アートは、いかなる壮大なテーマ、表現であっても、極言すれば、個々がかよわき個人の声をその結晶のとしています。だからこそ、アートがあらゆる真実を描けるのだと信じます。

最後となりますが、本画集の発刊にあたり、ご出品いただいたアーティストならびに、関係各位のご理解とご尽力に対し、深く感謝の意を表します。

(キュレーターより)

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